2010年8月9日月曜日

Dans la ville de Sylvia

シルビアのいる街で




ビクトル・エリセ監督が、

絶賛したホセ・ルイス・ゲリン監督作。

ビクトル・エリセには及ばないものの、

ほんとに素晴らしい映像表現でした。

あぁ、こんな表現の仕方もあるのか、

こんな風に映像で表現するのか!と感動してしまった。

グザヴィエ・ラフィット演じる主人公が、

オリヴィアを探して街をさまよう。

その中にある感情や思いを映像で表現した美しい作品で、

欧州や日本的な枠組みでつくられていて、

はまる人にははまる。
退屈な人にはとことん退屈…な作品。

グザヴィエ・ラフィットは、すっごいイケメンだったし、

というか、イケメンじゃなかったら違う映画になっていた。

ピラール・ロペス・デ・アジャラには独特の魅力があって、

ぐいぐい引き込まれてしまった。

音楽や音の使い方が素晴らしすぎて、

固定カメラでの映像なのに、
すごい躍動感があるんですよ。

サントラ欲しい。