シルビアのいる街で
ビクトル・エリセ監督が、
絶賛したホセ・ルイス・ゲリン監督作。
ビクトル・エリセには及ばないものの、
ほんとに素晴らしい映像表現でした。
あぁ、こんな表現の仕方もあるのか、
こんな風に映像で表現するのか!と感動してしまった。
グザヴィエ・ラフィット演じる主人公が、
オリヴィアを探して街をさまよう。
その中にある感情や思いを映像で表現した美しい作品で、
欧州や日本的な枠組みでつくられていて、
はまる人にははまる。
退屈な人にはとことん退屈…な作品。
グザヴィエ・ラフィットは、すっごいイケメンだったし、
というか、イケメンじゃなかったら違う映画になっていた。
ピラール・ロペス・デ・アジャラには独特の魅力があって、
ぐいぐい引き込まれてしまった。
音楽や音の使い方が素晴らしすぎて、
固定カメラでの映像なのに、
すごい躍動感があるんですよ。
サントラ欲しい。