★★★★☆
パリ、 テキサス
ヴィム・ヴェンダース監督
サム・シェパード脚本
ロビー・ミューラー撮影
ライ・クーダー音楽
これだから、
ヴィム・ヴェンダースが大好きなんだよ。
むっちゃいい映画。
この映画の主人公は、
人として最低なんだけど、
最近は、そういう人の持つ弱さみたいなのが、
すごく染み入るように感じられてしまって、
たまらんのです。
音楽も最高だし、
何より、子役の子がいい。
構成上の問題で、
前半が退屈で、
そこで挫折しちゃう人もいるかもしれないけど、
鏡越しのシーンとか、すげぇところは、
ぜひ観て欲しいですね。
弟夫婦の扱いが酷いのは難点だが。
ホントに子どもがイイ!!!!!
主人公の男は、
逃げてばかりで、
自分勝手なやつなんだけども、
子どもが、自ら選択してるのがいい。
だからこそ、
主人公のダメな選択にも、
感情移入しちゃって、
泣ける……。
あと、
部屋のインテリアとかの
オシャレ具合がハンパじゃない。
これぞ、アメリカ!!!
まぁ、アメリカ映画じゃないんですけどね。